BID 注文は、お客様が買値と取引数量を指定し発注する買い指値注文です。また OFFER 注文は、お客様が売値と取引数量を指定し発注する売り指値注文です。BID 注文及び OFFER 注文は、指定した価格、あるいはそれよりも良い価格で取引する際に利用されます。
板情報(マーケットデプス)では、弊社のカバー先であるDukascopy Bankが運営するECN“SWFX(スイスFXマーケットプレイス)”に参加している金融機関等からの価格情報に加え、お客様がBID/OFFER注文で発注したBID(買値)とOFFER(売値)も弊社を通じて板情報に反映されます。
例:マーケットのプライスが120.16-21の時
1)通常の売り指値注文
- お客様が120.20の売り指値注文を発注します。
- ベストプライスは120.16-21のままで変わりません。
- ビッドが120.16から120.20まで上がらない限り注文は約定しません。またお客様の注文は板情報に反映されません。
2)OFFER注文
- お客様が売値120.20でOFFER注文を発注します。
- ベストプライスは120.16-21から120.16-20になります。
- 板情報の120.20の注文数量にお客様の注文が含まれます。売値120.20に対して、SWFXの参加者が120.20を買う、または120.20のBID注文を出した場合、120.20の売り注文が約定します。
注意事項:
*BID/OFFER注文については、発注した時点で使用証拠金が発生します。発注時に使用証拠金が必要となり、余剰証拠金が無い場合は、発注できません。発注済の場合は、余剰証拠金がなくなった時、注文は自動的にキャンセルされます。
*100,000通貨単位未満のBID/OFFER注文の場合は、板情報には表示されず、取引プラットフォーム上の提示価格(最良価格)としても表示されません。
*BID/OFFER注文の1注文あたりの注文数量が100,000通貨単位未満の場合は、複数のBID/OFFER注文による合計注文数量が100,000通貨単位以上となった場合でも板情報には表示されません。
*BID/OFFER注文は新規注文時のみ利用可能です。ポジションの決済注文としてはご利用いただけません。
*BID注文を現在の市場での価格以上で発注される場合、注文は即座に約定する可能性があります。OFFER注文を現在の市場での価格以下で発注される場合、注文は即座に約定する可能性があります。
*BID/OFFER注文の有効期限を設定できます。設定した有効期限を過ぎると自動的に注文はキャンセルされます。
*基準となるタイムゾーンは設定されたプラットフォームのタイムゾーンとなります(初期設定ではGMT/UTC)。有効期限の設定にあたっては、時差及び取引プラットフォームのタイムゾーンを事前にご確認ください。
注文方法:
ここではPCから”BID注文”または”OFFER注文”を使って注文方法を説明します。
1) JForexの左上にある「新規注文」のBID注文またはOFFER注文から注文することができます。
2) BID注文またはOFFER注文の注文したい方のボタンをクリックします。
例:
USD/JPYの場合
ドル売り円買い=OFFER注文
ドル買い円売り=BID注文
EUR/USDの場合
ユーロ売りドル買い=OFFER注文
ユーロ買いドル売り=BID注文
EUR/JPYの場合
ユーロ売り円買い=OFFER注文
ユーロ買い円売り=BID注文
3) 注文画面が表示されたら、注文数量、価格を入力してください。また注文の有効期限も入力してください。注文は期限を過ぎると自動的にキャンセルされます。
GTC Good till Cancel = キャンセルするまで有効
注文有効期間
注文有効期日
※ツールバー→設定→一般ですべてのBID/OFFER注文にデフォルト設定の注文有効期限を適用することができます。ツールバー→設定→銘柄で有効期限を設定することができます。
板情報(マーケットデプス)の見方
板情報では、弊社のカバー先であるDukascopy Bankが運営するECN (SWFX)へ流動性を供給している金融機関等の価格情報(価格とその注文数量)として、ビッドとアスクがそれぞれベストプライス順に表示されています。板情報を通して、現在のマーケットの流動性をリアルタイムで確認することが可能です。
板情報ではECN へ流動性を供給している金融機関だけでなく、弊社を通じて発注されたお客様のBID/OFFER注文が加味された注文状況を確認することが可能です。